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ネコ砂のはなし その2 [ネコの健康]

今回は、飼い主がベントナイトに日常的に暴露している場合や、ブツの処理(流せるネコ砂など)についてです。
(一部、前回と重複するところもありますが、お許しを)


●前回ご紹介した「LightHouse」サイトに、飼い主がベントナイト毒に暴露した場合が載っています。

「人間の場合、ベントナイト毒の暴露によって、熱性筋痛、筋力低下、嗜眠性などの症状が出る。
低カリウム血、鉄分不足による低色素性大球性貧血がみられ、血清のカリウムレベルをあげることで前者が、鉄剤をのむことで後者が改善される。
実験によって、ベントナイトがカリウムを吸収し、食事として摂った鉄分の吸収を妨げる事が分かっている。」


●国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所サイトより)の、ベントナイトの場合
(これは、ネコ砂を対象にしたものではなくて、建設現場などで扱われる場合であるけど、参考のため。)
http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0384c.html

長期暴露によって「肺に影響を与え、結晶性シリカ[ICSC0808]の存在により珪肺症を生じることがある。」とある。


●「固まるネコ砂の飼い主の健康への影響は?砂を吸い込むことで起こるダメージはあるのか?」
http://www.emagazine.com/view/?624
よりの抜粋

鉱物系ネコ砂はベントナイトを含み、ネコや飼い主が吸い込む可能性がある。
ベントナイトは、発ガン性の疑いがあり、気管支炎、肺結核を招く恐れもある。もっとも危惧されるのは、炭坑や建設現場で働く人たちだが、ネコのトイレを掃除する飼い主にどれほどの危険はあるのかは、まだ明らかでない。

しかし、ネコ砂を買うときに心配なのは、このような呼吸器系の問題だけではない。
ネコが、トイレを使った後の砂ほこりをかぶった毛を繕い足の掃除をすることはありえることだ。鉱物系ネコ砂のホコリは、一旦体内に取り込まれると、腸で膨らみ、水分を吸収し、詰まったり脱水症状を起こし、栄養の吸収を妨げる。
そのため、ASPCA(=アメリカ最大の動物を虐待から守るボランティア団体、ボランティア獣医の診察もあり)は、子猫には鉱物系ネコ砂は使わないように勧めている。


●ネット百科事典「アブソルート」のネコ砂の項には、鉱物系ネコ砂に含まれる石英が、発ガン性物質であると書かれている。
http://www.absoluteastronomy.com/topics/Cat_litter
飼い主に重大な影響をもたらす程ではないが、猫についての影響は調査されてないし、規制もない。
(ただし、これはアメリカの場合について書かれているので日本は不明ですが)


●ネコ砂を掘り下げる(・・ネコ砂のなかのブツにふれる危険・・・)
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/g/a/2007/07/10/petscol.DTL

ネコ砂の紹介(割愛)につづき、「飼い主の健康」について

ネコトイレの掃除の仕方は、飼い主の健康に影響を及ぼす。

妊婦と免疫能低下の患者は、ネコトイレの掃除はすべきでない。
ネコの糞は、トキソプラズマとよばれる寄生虫の卵を含んでいる可能性があるからだ。
トキソプラズマは、生肉や土壌にも見られ、大人になる頃までには感染している可能性がある(おそらくは軽い風邪位の症状で)。
しかし、病人には重く、生まれてくる子供には出生時欠損(出生時に存在する先天性欠損)をもたらす可能性がある。
衛生研究所によれば、1~5日で卵から感染性になるので、いつもトイレをきれいにしておくことでゼロに近づける事ができる。
妊婦や免疫能低下の患者は、掃除には使い捨ての手袋を用いるか、他の人にやってもらう。そして、誰もが、砂を変えたあとは必ず手を洗うことだ。

またカリフォルニアでは、”流せる”ネコ砂は本当は良くない。
沖合に生息するラッコの多くがトキソプラズマに感染していて、その原因の1つがネコの糞、つまり、流れてきたネコ砂由来と思われる。
最近の下水道処理では、トキソプラズマは死なないので、砂は、口を締めた袋に捨て、下水道に流さないようにしたい。
(日本にはラッコはいないですけど、もしかしたら、何かしらの動物に影響もあるかな、と思って)

これについては、前出のネット百科事典「アブソルート」では、ラッコだけでなく、イルカやクジラ、アザラシなどの海棲ほ乳類にも影響を及ぼすので流すべきでない、と書いてある。


●ネコ砂を作る方の立場の見解。
http://www.sorptive.org/content/pdf/catowners.pdf#search=%27cat%20litter%20Human%20health%27
Sorptive mineral Institute(吸水性のある鉱物の研究所・・直訳ごめん!)は、ベントナイトをネコ砂から吸い込んでも、排出されるので、人間にもネコにも問題はない、ただ、ネコがそれを食べる場合は、食べるという行動自体に他の原因があると思われるので、獣医に相談した方がいいといっている。
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tabbycat

なんと!
トキソプラズマと流せる猫砂と野生動物に関連があったとは!
うーん、色んな角度から考えていたつもりでしたが
まだまだだったようです、わたし。
やっぱり軽くて燃やせる紙砂が一番てことかなぁ。。。ほこりも出ませんし。^^
by tabbycat (2008-12-10 22:42) 

neko

tabbycatさん
私も、海棲ほ乳類との関係を初めて知りました。
結構衝撃的でした。
ただ、トキソプラズマに関してだけだったら、検査が陰性ならば、大丈夫かもですが。
何が一番いいのでしょうねえ。
この頃出て来だしたシリカゲルのネコ砂についても、調べてみたいと思っています。
(今回、いい面は取り上げられてましたが、欠点が見つからなかったので。別にあら探しするつもりじゃないですが・・・)
by neko (2008-12-11 19:42) 

tabbycat

シリカゲルの猫砂って、あの固まらないやつですか?
それとも最近はもっと良いのが開発されたのかしら?
シリカゲルの固まらない砂は以前使ってましたが
固まらないため汚れがまんべんなく全体に広がっちゃうんですよねー。
せっかく猫砂を全取っ替えしても、ほんの数日でなんとなく汚くなっちゃうのでやめちゃいました。(;^_^A
by tabbycat (2008-12-17 17:24) 

neko

いや、固まらないのだと思います。
実はシリカゲル、私は、まだ使ったことないんです。
お店で売ってるのをみただけなので、実際にどんなものなのか、よく分かっていません。
tabbyctaさんって、ネコ砂、いろいろ冒険されるんですねえ。
そのほうが良いものにたどり着くとわかってはても、どうも保守的になっちまいまして。
シリカゲルは、検索してみると、固まらないけど、ニオイもおしっこも吸収する優れものだという評判でしたが、実際はそんなでもないんですね。
そんなにしょっちゅう変えないといけないなら、結構な手間とマネーですよねえ。
by neko (2008-12-17 21:57) 

ねこ王

つい最近私の家内が扁桃腺にガンが発見され入院いたしました。呼吸器系のガンなので要因をいろいろ探してみました。ウチには保護した野良ネコたちが現在13匹います。その猫たちのおトイレの掃除を一日三回、7個のおトイレの掃除をしていたわけです。使っていた猫砂は鉱物系のベントナイト主成分のものでした。まだ因果関係は定かではありません。それに追記として、一昨年の暮れまで保護していた猫たちは21匹いました。それが、ここ2年の間に8匹の猫たちが亡くなりました。殆どが腎臓疾患、腎不全からの多臓器不全です。若い子にしては2年あまりで腎不全で逝ってしまいました。腎不全で亡くなった猫には赤ん坊の頃から膀胱炎を患った経緯があり、ロイヤルカナンの腎臓に負担のかからないドライフードのみを与えていたのにも拘らず、8年の生涯を閉じてしまいました。ここにヒトとネコの2パターンの影響病理を紹介しましたが、これがベントナイト由来での病理であるかどうかは分りません。ただ、言えることは人体に対しても発がん性が疑われることと、猫に対しても腎臓に甚大な傷害を与えるとの製造元が明かしているpdfファイルがあるということです。
by ねこ王 (2016-05-01 22:50) 

neko

ねこ王さん、遅くなってすみません!

猫の数が多いと、トイレの数も掃除の回数も増えますものね。
飼い主への影響も出やすくなるのかもしれません。
奥さまのガンや猫ちゃんの腎不全が、ベトナイトによるものなのかは私にもなんとも言えないですが、まず、おからか紙砂に変えてみられてもいいかもしれないですね。
少なくとも悪いことじゃないですし。

奥さま、どうぞお大事になさってください!
by neko (2016-05-25 21:18) 

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